歳を取ると本性が現れる
歳を取るにしたがって（特に死ぬ間際になると）、ヒトはその持っている特質がますます顕著になっていくものだと思う今日この頃です。（わかりやすく言うと、善良な人は天使のような人柄に、邪悪な人は鬼のような容姿になるという事です）
生れ落ちたとき、ヒトはそれぞれのギフト（特質）を握りしめてこの世に来るわけですが、その握りしめたギフトも、各人の生き様によって変化していくようです。
それが、”持てるものは益々持ち、持たざる者は持っているものまで奪われる” であるように思います。
本人が望む望まないにかかわらず、その人の生きる道（仕事・家庭・社会との関係）でギフトは取捨選択されていくのですね。
結局自分のココロに何が残るかは、自分で選んでいるという事になるのでしょう。
生きてきた道で行く所が決まる
ですので、自分の姿（ココロ）がどうであれ、その姿は自分が望んだというか、自分が選んだ結果であるという事です。
自身が進んで捨てたり、集めたりしたのだからそれをどうこう言っても仕方ないでしょう。
それは結局すべて自分の責任なのですから。（実はこれを運命と言います。結局運命とは外から与えられるものではなく、自分の人格がすべて吸い寄せているという事になるのです）
コーヒーの仕事をしていて、なぜ今のような仕入れや（トップスペシャルティ珈琲だけの店）焙煎度合いになったのかは、それもやはり結局は好き嫌いだけのような気がします。
最近、自分がやりたい仕事（天命）とは一体何なのだろう？と振り返ってみて、”美味しいコーヒー豆を売ること” と、”ブログ等を通じて珈琲の知識を後世に伝えること” この二つが残りました。
本当に好きな事をするのが一番良い道
33歳の時、自分がやってきた仕事の種類を数えたことがあります。
するとバイトも含めると１３種類の仕事を転々としていました。
いい悪いはともかく、兎に角沢山経験しました。
特に自衛隊とダイビング関係は今でも復帰してみたいと思うことがあります。
人生の終盤で残ったコーヒーというギフトをこれからも大切に育てていけたらと思っています。(^^)/
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