第一回改訂2018.03.12
珈琲ドリッパーはたくさん種類がある
珈琲を抽出するための器材、いわゆるロートと呼ばれるドリッパーは、様々な形状や国の物があります。
たとえばドイツ発祥のメリタ式は戦時中、珈琲豆が手に入りにくいなか、なんとか夫に美味しい珈琲を入れてあげたいと思っていたメリタ夫人が、少ないコーヒー豆をやり繰りしていく中で編み出された抽出方法です。
ですので、メリタ式のメジャーカップは7グラムが規定量で、それを細かく曳いて、お湯がゆっくりと落ちていく仕組みのドリッパー構造に一気にお湯を注ぐ方式をとっており、まさに戦争が作り出した入れ方であると言えます。
コーヒー器材の歴史を訪ねる旅
ちなみに日本で一番流通しているカリタ式(コーヒーメーカーもカリタ式のドリッパーを採用しているところが大半)はメジャーカップは10gで、お湯を一気にドリッパーに注ぐのではなく、ドリップしながらゆっくりと抽出する方法をとっています。
これはある程度コーヒー豆を入手しやすい戦後に作られたからでしょう。
すぎた珈琲お勧めのドリッパーはハリオのV60
ちなみに当店のお勧めのドリッパーと抽出方法はハリオです。
ハリオのV60が推薦ドリッパー抽出器
すぎた珈琲が推薦するドリッパーはハリオガラスが提供しているV60シリーズです。
ハリオ ドリッパー V60 透過ドリッパー02 セラミックホワイト 価格:1,400円
材質も安価なプラスチックから、セラミック、ガラスなど色々あ...
器材にはそれぞれ作られた歴史的背景があります。
そういったものを訪ねてみるのも珈琲を楽しむ1つの方法かもしれません。(^^)/