スペシャルティコーヒー豆の選び方
スペシャルティ珈琲は、一種のキャッチコピーや宣伝文句ではありません。(例えばスペシャルな珈琲とか・・・)
それを認定する団体(NPO)があります。
SCAA(スペシャルティ、コーヒー、アソシエーション、アメリカ)というコーヒー豆の品質向上を目指してる団体です。
日本バージョンはSCAJです。(スペシャルティ、コーヒー、アソシエーション ジャパン)
珈琲豆は専門家が点数を付ける
それぞれの団体にはコーヒー豆を味や香りによって数値的にグレード分けする人たちがいます。
それら訓練されたカッパーたちによって、客観的に珈琲豆がグレードわけされるのです。
スペシャルティ珈琲はスコアー80点以上
スペシャルティ珈琲とは認定を受けた専門のカッパーによって80点以上の点数を上げた物に付けられる総称です。
生産量は全珈琲豆収穫量の5パーセント未満です。
点数は減点方式で、カップ評価項目は以下の通りです。
①FLAVOR:フレーバー ②AFTER TASTE:後味の印象度 ③ACIDITY:酸の質 ④MOUTH FEEL:口に含んだ質感 ⑤CLEAN CUP:カップのきれいさ ⑥SWEET:甘さ ⑦BALANCE:ハーモニー均衡性 ⑧OVERALL:総合評価 の合計8項目です。
(各項目8点満点+基礎点36点=100点)
珈琲豆の値段の付け方
■Top of Top トップオブトップSCAJ、COE方式カップ評価 88点以上(COEトップ10以上のレベルです)ゲイシャはこのグレード
■Top Specialty Coffee トップ・スペシャルティコーヒーSCAJ、COE方式カップ評価 85点以上(COE受賞レベルの商品です ※2016年COEより受賞基準が86点以上となりました)当店が主に扱っているグレード
■Specialty Coffee スペシャルティコーヒーSCAJ、COE方式カップ評価 80点以上(カップ評価項目において4項目以上が6点以上)
■Premium Coffee プレミアムコーヒーSCAJ、COE方式カップ評価 76点以上(カップ評価項目において全項目が5点以上)シグリはこのグレードですね
■Comercial Coffee コマーシャル珈琲SCAJ、COE方式カップ評価 76点未満 ブレンドコーヒー豆は主にこのグレード
まとめると・・・巷にアフレているスペシャルティ珈琲ですが、大半がプレミアムグレードで、十に一つくらいがスペシャルティグレードのコーヒー豆かな?といったところです。