ビニールハウスからお届け
タイトルの記事はネコママに今日のブログネタを聞いたところ、日本と世界の空気感の違いを書いたら?と言われたので、それを書くことにします。
今日は寒さに耐えきれずに、道の駅はお休みさせていただいて、ぬくぬくのストーブを後ろにして本店からの執筆です。(まだまだ修行が足りないですね…)
緊張感がないですね。。。
マスターは海外に長らくいた経験があるので、外国と日本の違いを肌で感じることがあります。
世界と日本の水の違いをよくネタにして書いていますが、空気感(緊張感ともいう)もかなり落差があります。
いってみれば、海外から帰ってきて日本の空港に一歩足を入れると何とも言えない平和で、ボンヤリとした、悪く言えば、緊張感のない弛緩した空気を感じます。
日本から一歩外に出ると・・・
小生はダイビングを通して長らく海外生活をしていたのですが、ある日ヤップ島でいろんなところの白人たちが集ったので、一番良いダイビングスポットを聞くことにしました。
ヨーロッパ出身の方たちはこぞってレッドシー(紅海)が最高と言っていましたが、その横でボソッとアメリカ人が、”紅海なんか行ったら殺される・・・”とのたまわっていました。( ;∀;)
アメリカ国は隣人と仲良くない?
これは国同士が旨く行っているかどうかが大きく影響しているのですが、(しかし・・・大抵どこでもアメリカ人はあまり好かれていなかったな・・・)基本的に日本以外の場所では、”自分の身は自分で守る”、と言う事が徹底されていたような気がします。
日本は武器の所有は認められていません。代わりに警察官が武器を所持して、武装を放棄した日本国民を守ることになっています。
武装解除された日本人
しかし、主だった国は完全に市民の武装を取り上げると言う事はしていません。それは、言ってみれば、”自分の身は自分で守りましょうね”と言っているようなものです。
昔アメリカ人の警官と話をする機会があったのですが、小生が自衛官だと伝えるとこんな事を言われて混乱した事があります。”君も私も人を殺す権利があるんだね^^”。
市民を守らない警官たち
今思えば、その警官は、市民を守るために武装しているという感覚が希薄で、日本の武人のように、武装するのは国民を守るためという意識があまりなかったからだと思います。
日本のように徹底的に国民を武装解除すれば、それだけ警察が代わりに自国民を守る必要が生じます。これが、日本と外国での空気感の違いに出ていると解釈している次第です。
日本人が完全に平和ボケしているのは、国民がすべての武装を放棄して、警察に委託しているからなので、当たり前と言えば当たり前です。
コーヒー豆の産地は実は、かなりやばいロケーションで作られていることが多いです。
地形的に山岳地帯であると言う事もなのですが、コロンビアなどは、日本人が行くと、警察がワザワザついて回ってくれて、警護してくれるほどです。要するにマフィアに襲われるからです。(警察自体がマフィアという意見もある)
まとめると・・・・・モカの産地のイエメンはいま世界で一番危険な地帯ともいわれるほど危ない場所です。アメリカ人が行ったら身の危険を感じるのは致し方ないことです。
そういう感じで、いつも珈琲豆を買い付けしに行ってくれているバイヤーさんには頭が下がる思いです。
当店はそれを自家焙煎して、店頭や通販で販売したりするのが業務なので、産地の農家、バイヤー、運送屋さん、お客様、といろいろな方々の支援を受けて商売させていただいています。
日頃の感謝を込めてこちらでお礼を言いたいと思います。
いつも、美味しい珈琲を作ってくれて、運んでくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。