味よりも温度の方が大切かも?
食べ物を口にする時の要素として、大切なことのひとつに温度があります。調理する時の火加減も大切ですが、口にする時の温度も同じくらい大切です。
昔、中華料理屋さんへ行ったとき、麻婆豆腐の中心部分が冷たかったことがありました。一口食べたとき、混乱してしまって、しばらく呆然としたことがあります。あったかいと思って食したものが冷たかったわけですね。。。ヒトの思い込みの強さもさることながら、料理の温度の大切さを実感させられた瞬間でした。
味覚の守備範囲は意外と狭い
ひとは味蕾という細胞でアジを識別します。生きている細胞なのでアジを識別できる温度幅は決まっています。おおむね体温±30度くらいです。
それ以上でもそれ以下でも味覚は働きません。アツーイホットとか、極端に冷たいレーコーなどは単にイタイだけでアジを感知している訳ではないのですね。