水出し珈琲はマンデリンが旨い
先日、水出し珈琲をマンデリンで作り、味見をしました。
そこでの感想は ”やはりマンデリンは水出し珈琲に合うな。ウマイ” でした。
水出し珈琲の発祥地はインドネシアです。
別名ダッチ珈琲とも言います。
かつてはオランダ領だった名残ですが、珈琲を作らされた後、残ったクズ豆をなんとか飲めるようにしようと考えだされたのが、水出し珈琲です。
スマトラ島で作られるマンデリンは、スマトラ式と言う特殊な乾燥方法で精製されます。
よってマンデリンは深煎りにするしかなく、アジは苦味とクセが強くなります。
癖が強いコーヒー豆は水出し向き
水出し珈琲が好きで、毎回いろんな種類のコーヒー豆で水出しコーヒーを作るお客様がいます。
どんな珈琲で作った水出し珈琲が美味しいのか聞いたことがあるのですが、インドモンスーンで作ったら美味しかったと教えてくれました。
インドモンスーンと言うコーヒー豆は癖が強くて、偏西風にさらしてエイジングするわけですが、さらに薬草臭い風味を水出しコーヒーにすると臭みが消えて美味しくなるそうです。
癖の強いコーヒー豆を水で抽出すると、低温抽出のやさしさとマッチして、なんとも言えない奥深い味わいになるわけです。
先人たちの知恵には脱帽するばかりです。(マンデリンの水出し珈琲はこちらからご購入して頂けます)
酸味が強いのや苦みが強いのも水出し向きの珈琲豆だ
その他に水出しに向いている珈琲は、強い酸味があるコーヒーのケニアや、逆に苦みの強いマンデリン・ガテマラ系統のコーヒー豆も水出しに向いているようです。
不向きな珈琲は、すっきり系統のブラジルとかコロンビアマイルドです。
まとめると、水出し珈琲に相性の良い珈琲豆は、素直なコーヒーよりも一癖ある味わいのコーヒーの方がよいという事になります。(^^)/