モカ・マタリという珈琲

珈琲の産地と精製

モカ・マタリは変な味?

マスターが珈琲の仕事をする前、モカ・マタリという珈琲が好きで、頻繁にオンデマンド焙煎のお店に通っては飲んでいました。

なぜあんな変わった風味になるのか当時はわからなかったのですが、とにかく好きでした。歌になるくらいなので当時の日本人もよほど好きだったのでしょうね。あの独特の風味が。

変った味はナチュラル製法だから

今ならわかるのですが、実はあれはナチュラルという精製方法だから出る味だったのです。

しかも、モカ・マタリがとれる産地イエメンでは、脱穀した後の外皮・コッコを煎じて飲むという習慣があるので、バイヤーが買いに来てから倉庫に眠っていた干し珈琲豆(干しブドウの様なもの・上記写真参照)をおもむろに倉庫から出してきて脱穀し、中身の種子を渡して、そとっかわは自分たちで飲むわけです。

モカ・マタリの豆がヒシャゲテいるわけ

果実ごと、乾燥させてから脱穀するんですね・・・だから、あんなにヒシャゲテ、ツブレるわけです。。。

見かけは悪く、焙煎もやりにくいのですが、それでも好きな人は好きなのです。あの風味が。

ちなみに今当店ではママのお眼鏡に叶わないので置いていません(^.^)/~~~

当店では同じモカでもモカ・イルガチェフG1を販売しています。よろしければ下記リンクからお買い求めください。

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