有機JASだからと言って美味しいコーヒーと言う訳ではない
有機コーヒー豆は美味しくない
前から感じていたことなのですが、有機JASやフェアトレード、レインフォレストなどの、いわゆる”認証珈琲”は、美味しいものが少ないです。
昔からオーガニック珈琲には興味があったので、随分あちこちで買い付けをしました。
ある時など、認証を四つ取得している珈琲があったので、絶対美味しいはず、と思って買って飲んだら不味くて、売り切るのに苦労した事があります。
認証珈琲豆農家は味には無頓着
珈琲豆屋を長く続けた結果、その謎が解けたので、今では仕方ないなと思っています。
今から書く事は、すべての認証活動を否定するものでは無いのですが、得てして認証ビジネスと言うものは、共通点があるものだなと、思う次第です。
世の中には色々な認証制度があって、認証を取得する時は立ち入り検査や認証料、年会費などが発生して取得するまで大変です。
しかし、一度取得してしまえば、その認証は違反行為がない限り剥奪される事はありません。
ですので農家の方もそれ以上努力されません。
有機JASは規制が甘い
例えば、有機JASはある程の農薬や、合成化学物質を使っても、認可が下ります。
有機JASを発展させていくとその先には、自然農法などホボ完全に自然との共生によって作られる農産物もあります。
しかし、一度JAS認証を取得した農家は、大抵それ以上の努力をしません。ですので、今以上に美味しくなる事もありません。
何故なら、有機JASのステッカーを張っているだけでプレミアム価格が付いて高く売れるからです。
スペシャルティ珈琲は旨いか否かダケ
スペシャルティ珈琲の認証は、単純に”美味しいか、美味しくないか”だけです。
有機などの認証をとっても、美味しく無ければ価値があがりません。
そこが、有機認証珈琲と、スペシャルティ珈琲の違いになるのです。
有機についてまとめると
本当のスペシャルティ珈琲は有機よりもカラダに良い農産物です。
無農薬・有機肥料等のように、よりカラダに良い作り方をしないと、美味しくならないからです。
ですので、有機認証を取っていなくても、ほとんどのスペシャルティ珈琲豆は、人にとっても大地にとっても優しい農産物と言えるわけですね。
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