ドリップ珈琲の味をコントロールする方法
ドリップ珈琲
珈琲エキスを三分割する
ドリップ珈琲の味わい(濃度)をコントロールする方法で、私たちがよくする事の1つに抽出を途中で止め、濃度調整に後からお湯を足すと言う事をします。
ドリップして取り出せるエキスは大まかに分けると、前半・中盤・後半の3種類があり、順に
前半・・・・珈琲の粋・旨味の元(一番大事な部分、この部分だけ味わう方式を松屋式と呼ぶ)
中盤・・・・珈琲の個性・豆固有のエキス(当店ではここまで味わう)
後半・・・・デガラシ・雑味・エグミ(この部分はミルクを入れる時だけ混ぜるといい)
抽出の分離過程が上手く行くと、上記の3つは明確に別れます。逆にドリップや蒸らしの技術が未熟だと3つのエキスが混ぜこぜになります。
ドリップ終盤のエキスはデガラシ
ですから、スッキリした味わいの珈琲に仕上げたければ、後半の雑味・エグミを混ぜないで捨て、代わりにお湯をさして好みの濃さにすればよいのです。
ただ、其れには分離行程(蒸らしとドリップ)が上手に出来る事が前提となります。
各人で研鑽を積んで頂き、3種類のエキスを明確に分離できる様になってください。(^ν^)
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