簡単多量抽出・美味しいアイスコーヒーの作り方

アイス珈琲

冷たいアイス珈琲を飲んで暑さを吹っ飛ばせ


残暑が厳しい時はアイスコーヒーが飲みたくなります。

平群の道の駅でも暑い日は沢山アイス珈琲が売れます。

という事でアイスコーヒーの作り方です。

 

アイス珈琲は海外にはありません


アイス珈琲という飲み方は海外に行かれた方などから聞いたところによると、かなり特殊な飲み方のようです。

中国を旅行された方は機内でアイス珈琲と注文したら、生ぬるいホットに申し訳程度の氷?が浮かんでいるものが出てきて、期待を裏切られたと仰っていました。

 

マスターの海外経験は・・・


私の体験も交えて言うと、海外では水道からは飲める水が出てきません。

よほどの高級ホテルなら高価な浄化装置を設置しているので、もしかしたら飲んでもおなかを壊さないかもしれませんが、どちらにしろ、”飲用の水”はスーパーなどで買うもので、日本の様にどこでもタダで出てくるものではありません。(水の代わりにコーラが無料で出てきたときにはゲンナリしました。。。)

氷ならなおさらです。やはり”アイス珈琲”は水の国日本ならではの文化なのです。

 

アイス珈琲を作ってみましょう


前置きはこの辺にして、実際のアイス珈琲の作り方ですが、

①アイス珈琲はまず深煎りの珈琲豆を手に入れる必要があります。珈琲は冷やすとスッパクなるので、繊細な日本人の舌を納得させるには、酸っぱくない様に仕上げる必要があります。焙煎度合いはフレンチローストかイタリアンローストくらいです。苦い珈琲を使って酸味を相殺するわけです。(フレンチローストの豆はこちらイタリアンローストならこちら


②次に分量ですが、私は100gの豆を一度に使って、出来上がり1200mlのアイス珈琲を作っています。一度に飲む分量は170ml位なので、6杯分になります。ロトは一番大きいタイプの03を使います。このロトはカリタでもハリオでもどっちでもいいと思います。


③豆の挽き具合は粗びきでも問題ありません。濃い目のエキスを作るのに細挽きにするとエグミが出るので、粗びきにして長時間蒸らして、濃厚だけれどもクリアーな原液を取り出します。蒸らし時間は5分くらいです。


長時間蒸らした後、90℃以上の高温のお湯でドリップします。普通のホットのように85℃のお湯で出すと、エグミがでます。ここはほとんど沸騰しているようなお湯を使ってスッキリした苦みを出します。抽出量は500ml~600mlくらいで終了です。


⑤濃厚な原液に同じ分量の氷を加え、素早くかき混ぜて、急速冷却します。出来上がりは1000ml~1300ml位です。濃い目、薄い目は好みなので好きにしてください。


ここで急速冷却するのは、ゆっくりとお水等に浸けて冷やすとコロイド状の結晶ができて、透明なアイス珈琲にならないからです。

外国では普通のホットをホッタラカシニして常温にしたものをアイスドコーヒーとして飲みますが、繊細な味覚と、美的感覚の持ち主の日本人に提供するには、やはり見た目も肝心です。一気に冷却してクリアーなアイス珈琲に仕上げてください。


以上で、作り方は終了です。なお、アイス珈琲の賞味期限は2日くらいです。

なお、作る分量の比率は変わらなので100gが多い方は、50gとかにしてすべての分量を半分にすればよいだけです。

ではでは、残りの残暑をクリアーなアイス珈琲でお楽しみください(^^♪

 

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