死ぬという事は土に還るという事である
体を保つことができません
身内のことで申し訳ないのですが、年老いた(80前)母に呼ばれて実家へ行きました。
そこで見たものは、体の免疫系が壊れて、じんましんが体全体に回った母の姿でした。
余程つらかったのでしょう、かゆくて、幾日も眠れない惨状や一日体中をひっかく様子を息子に伝えてきました。
よく話を聞くと原因は明らかで、要するに”薬の飲みすぎ”でした。
個人病院は薬を山の様に処方する?
母は今年の初め脳梗塞で病院へ運ばれました。
発見が早かったので、事なきを得たのですが、それいらい、血液をサラサラにする薬が手放せなくなりました。
通っていた病院は、四〇畷の徳〇会病院〇田なのですが、遠いので奈良の県立医大に移転申し込みしたそうです。
転移する当日、最後の診察で買い物籠一杯くらいの約3か月分の薬を処方されたそうです。
一体何種類飲んでいるのか知りませんが、それを医者の言われるままに毎日飲んでいたら、全身に発疹ができたそうです。
病院もビジネスなので、潰れない様にするためには薬を沢山処方しなければならないのはわかります。
実際、薬を限界まで処方する個人病院以外は、赤字経営であると聞いた事があります。
という事は医者の言われるままに薬を飲むことは自殺行為で、個人個人で管理するしかないのでしょうか?
という事で、母は、脳梗塞の薬と、高血圧の薬以外を断ってようやく蕁麻疹が引いた次第です。
何故人は死ぬのか?
と、ここまでは前振りで、特に現代医療を糾弾したりする気はあまりありません。
言っても仕方ないですし。
第一私は医者にもかからないし薬も全く飲まないのですべて他人事ですし。(両親や妻子供達には出来る限り助言はします)
ここでの主題は、物理的な人の死とはなにか?です。
人の免疫系は70%以上は腸がつかさどっています。
よって、腸内環境が乱れると、免疫が侵されて、”自分自身と自然界の境目がなくなっていきます。”
自然界には細菌類が満ちています。
それら、ありとあらゆるバクテリアや、ウイルスを駆逐して、自己と言う器を保ってくれているのは免疫系です。
母の様に薬や、添加物、抗生物質、農薬、糖質などで腸内細菌叢の主に善玉菌が死滅すると、あらゆる感染症に侵されて、自己と言う器を保てなくなります。
要するに自然界と自己の境目が無くなるわけですね。
腐って土に、帰っていきます。
これが私が考える物理的な死です。(事故死はまた別ねw)
80歳で善玉菌はホボ死滅する
体にはビフィズス菌等の善玉菌がいます。
善玉菌は空気に触れると死ぬので、人の体奥深く、大腸の中でしか生活できません。
ですので、善玉菌はヒトに寄生して生きているのですね。
人は消化できたなった食べの物のカス(主に食物繊維や難消化性オリゴ糖)を善玉大腸菌に与えてその代謝物(ビタミンb群や短鎖脂肪酸)をもらったり、外界からの侵入物を撃退してもらいます。
要するに人と、腸内細菌叢は共生関係にあるのです。
持ちつ持たれつで生きているわけですね。
腸内細菌叢は宿主が死ぬと自分も死ぬので、必死に宿主を生かそうとします。
要するに食べ物と一緒に入ってきた、外界のウイルスやバクテリアを食べつくします。
これが動物の主な免疫機構の正体です。
そして、80歳を迎えると90%くらいの善玉菌は加齢とともに死滅します。
これが寿命です。
抗生物質など薬はすべての細菌叢を殺す
人は腸の中で必死に宿主を生かそうと頑張っているビフィズス菌などのことなど知らぬ顔で好きな物を食べます。
別段これが普通の事なのですが、母の様に薬を沢山飲んで蕁麻疹がでたり、加齢でビフィズス菌が激減して、あらゆる感染症に掛かったり、添加物や農薬、糖質を取り過ぎて、帯状疱疹が出ると、おなかの中の事を気に掛けるようになります。(かなり手遅れですが)
特に抗生物質は、風邪などの悪いウイルスを殺すために飲むのですが、それと同時にビフィズス菌も死滅します。
私が全く薬を飲まないのはこのことを知っているからです。
病気は二種類あると言われています。
①勝手に治る病気
②何をしても治らない病気
?・・・要するに、医者に掛かっても、薬を飲んでも全部無駄という事です。
一番良い方法は、日ごろから良い食事を心掛け、ストレスマネジメントをすることです。
医者の役割は何?と聞かれたら、それは”病気が勝手に治るのを邪魔しない事と、出来るなら勝手に治る病気の手助けをする”ことでしょう。
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